ルーパーって使ってみたいけど、ちょっと高くて試しに買うには買いづらいですよね。
実際どんなふうに使うの?なんて疑問もあったりします。
実は、ルーパーは練習に、ライブにすごいありがたい存在なのです。
そして今回レビューするルーパーは、かなりお手頃価格で入手可能なルーパー、LEKATOのLOOP STATIONとなっております。
目次
LEKATO LOOP STATION
LEKATOというあまり聞かないメーカーなのですが、比較的新しい会社のようです。
そして噂のルーパーを開封した姿がこちらです。
付属品としてUSBケーブルと説明書がついています。
しかしながらこの説明書日本語が変です・・・
一応わかるといえばわかりますが、説明書としては微妙なものです。
しかしールーパー自身はなかなか魅力的な性能を持っていますよ!
LEKATO LOOP STATIONの性能
48K/28ビット サンプリングレートで録音できるとのことなので44.1kHZ以上のサンプリングレートなのでかなり原音に近い形で録音されます。
9個のトラックに音を録音することができて数字の脇についてる小さいボタンでトラックの移動ができます。
1トラックに最大10分の長さの音が撮れて、オーバーダビング、重ね取りは無限にできるようです。そして9個のトラックで最大40分まで録音ができるとのこと。9トラックは嬉しいです。
写真は電源をつけたところです。
音が保存されている時は青く光ります。
数字が出ている両脇に小さいボタンが1つづついているのですが右側のボタンを押すと次のトラックへ移動します。左側のボタンを押すと前のトラックに戻ります。
次のトラックが何も録音されていない場合はLEDは着きません。
LEKATO LOOP STATIONの使い方
録音
空のトラックに録音する場合はトラックのNOを選択した状態で、真ん中のボタンを押すと録音が開始されます。
録音が開始されると下の画像のようにインジケータのLEDが赤くなります。
フレーズが終わったら再度真中のボタンを押すと録音が止まります。
再生と重ね録り
録音したものを再生してみましょう。フレーズが録音されたトラックを選択して真ん中のスイッチを押すと録音されている音があれば再生されます。
再生中はインジケーターの青いLEDが徐々に進んでいきます。
その状態で再度ボタンを押すと録音状態になります。のでギターを弾いて重ねどりしましょう。
重ねどりの場合も録音状態になるとLEDが赤くなります。
録音が終わったら再度ボタンを押すと録音が終わってただの再生状態に戻ります。
ここでボタンをニ回連続で押すと再生が止まります。
このように簡単に録音することができます。
※再生が止まっている状態でボタンを長押しすることで今取った音を消すことができます。消すときに最初の部分が若干再生されてしまうのでライブで録音したり消したりして使用する場合は注意が必要です。
再生を止める
LOOP STATIONの再生を止める場合は真ん中の音を2回連続で押すことで止めることができます。
UNDO
録音したものを消したいときには1回だけUNDOが使えるようです。録音したものを再生しているときに真ん中のボタンを長押しすると一つ前に戻ることができます。
また、一回音を消したけどやっぱり戻したいという時は再度、トラックを再生中に長押しすると戻すことができます。
録音した曲を消す
重ねどりの項で少し書きましたが、録音した曲をまるまる消す場合にはトラックが選ばれていて再生していない止まっている状態で、真中のボタンを長押しすることでトラックを消すことができます。
消す時は最初が少し流れちゃうので、ライブ中とか静かな雰囲気で、消すときは注意です。
LEKATO LOOP STATIONのその他の機能
このLOOP STATIONにはこの他にもいくつか機能があります。
チューナー機能
中央にある2つの小さいボタンを同時に押すことでチューナとして使うことができます。精度は普通にチューニングできるといったところなので補助的なものとして扱うには良いです。440hZのみのようです。ちょっと見づらい感じもするのでメインでチューナーとして使うにはちょっと使いづらい感じもあります。
ギター以外の楽器の録音
インプットはコネクタさえ合えば音声であったりキーボードであったりも録音してループすることができます。また出力側もアンプ以外にヘッドホンなどにも出力できますので色んなシーンで使えそうです。
USBデータ転送
付属でUSBケーブルが付いていましたが、このUSBケーブルを使ってデータの転送ができます。PCとの間でデータをダウンロードしたり、録音したものをアップロードしたりできます。なのでちょっといい感じのフレーズが録音できたなんて時はPCにアップロードしてDAWソフトに入れてなんてこともできます。
電源を落としてもデータは消えない
録音したデータは電源を落としても次回電源を入れたときも前回の録音が残っています。
データが残っているので、アドリブの練習をするのにバッキングを録音しておけばLOOP STATIONを起動すれば何時でも練習ができますし、ライブの前日に仕込んでおくことも可能です。
また、この特徴を使えば、良いフレーズが急に浮かんだときに録音しておいて、PCとUSB接続で良いフレーズをアップロードするなんてこともできますよね。
まとめ
LOOP STATIONは安価で入手ができ、録音の音質も申し分なくとても良いものでした。
1トラックに10分までの音を入れることができますので、バッキングを録音してアドリブの練習をしたりなんて事にも使えます。
ライブで使う場合には音を止めるのに2回連続でスイッチを押す所が意外と大変なのと、ライブのときに録音した音を消して入れてという動作をするときに少し音が再生されてしまうと言う所が注意点ですね。
でも9トラックもあるので別のトラックに入れて代用することはできますし特に問題にはならない部分かと思います。
練習にライブに便利に使えそうなルーパーですのでおすすめです。
いろいろ調べてみましたがサウンドハウスや楽天での取り扱いはなくAmazonでの取り扱いがありました。
今回紹介したのは9ループのものです。
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