コードってなんか難しいですよね、すぐに押さえられないし・・・
一般的にギターのコードは「オープンコード」「バレーコード」「パワーコード」とありますが、実はこの3つ
オープンコードは弾き語りなんかでよく使う基本的なコードで押さえる指が少なく覚えやすいです。
次に、バレーコードがあります。このバレーコードは色んな押さえ方があって覚えづらいですよね。
そして最後は、それらを簡単にしたパワーコードがあります。パワーコードはロックやパンクのギタリストにとって重要で、2つの音符から出来ていて、力強いバッキングサウンドを生み出します。
これらの3つを覚えるだけで、基本的な演奏はできてしまいますが!それがなかなか出来ないんですよね・・・
とそんな初心者の方たちに目からウロコの簡単にコードが覚えられる方法を今回紹介します。
ぜひやってみてください。
目次
簡単にコードを覚えるための3つのタイプ
初めに話に出てきました、オープンコード、バレーコード、パワーコードの3つですが、実は全部同じ押さえ方で押さえることが出来ます!
え?でも教本とか見ると全然押さえ方が違います!
違うように見えて実は同じなんです。オープンコードは押さえる弦が少ないので押さえやすいように変えた押さえ方になっています。
オープンコード、バレーコード、パワーコードは実は同じで次の3種類の押さえ方で全て押さえられます。
基本的なコードは今回紹介する3種類の押さえ方で全部構成されていますので、3つの中の1種類覚えるだけで12種類のコードが覚えられます。
3種類とは次の3つです。
Eコードのタイプ(6弦ルートパターン)
Aコードのタイプ(5弦ルートパターン)
Dコードのタイプ(4弦ルートパターン)
どのパターンで覚えても12種類覚えられますので、この中の1つ自分のやりやすいタイプを選んでやっていきましょう。
ゆくゆくは3つ全て覚えてましょう。
3つ覚えておくと近くのポジションでコードを弾いたり、響きによってポジションを変えたりすることが出来ます。
質問!ルートってなんですか?
ルートとは?
ギターのコードは基本的には3つの音で構成されています。
例えばCのコードであれば、C,E,Gの3音で構成されています。
これはCの音(ルート)から、3度の音がE,5度の音がGの3音で構成されていてこの3つが鳴ってコードCです。
ルートとは基本になる音のことを言います。
コードEのタイプの押さえ方でコードを覚える(6弦ルートパターン)
6弦ルートのパターンですが。
6弦の音はどんな感じに並んでるかと言うと下記のとおりになります。
0フレット(開放)E
1フレットF
2フレットF#
3フレットG
4フレットG#
5フレットA
6フレットA#
7フレットB
8フレットC
9フレットC#
10フレットD
11フレットD#
12フレットはまたEに戻ります。
ということはこの12種類がEタイプの押さえ方で覚えられちゃいます。
Eタイプの押さえ方
Eのオープンコードは人差し指と中指と薬指を使ってこのように押さえますよね。
でも中指、薬指、小指で試しに抑えてく見てください。
これってバレーコードのFの手と同じなんです。
ナットの部分がバレーしてくれていると考えると、このオープンコードのEの押さえ方はFを押さえる手の形と一緒なんです。
これがバレーコードのFの押さえ方です。
そしてこのFの押さえ方さえできれば12個のコードがすべて同じ押さえ方で鳴らすことが出来るんです!簡単!
いやー!早速苦手なFの押さえ方・・・指が開かないです・・・
Fのコードが押さえられないという方はこちらの記事も参考にしてみてください。
Eタイプと同じ押さえ方のコード
このフォームをまずは覚えると、同じ手の形で下にずらしているだけで別のコードになります。
6弦のルートは下記のとおりなのでEから一つ下がるとF、さらに一つ下がるとF#と11フレットのD#までのコードが同じ手の形で鳴らすことが出来ます!
0フレット(開放)E
1フレットF
2フレットF#
3フレットG
4フレットG#
5フレットA
6フレットA#
7フレットB
8フレットC
9フレットC#
10フレットD
11フレットD#
ギターのフレットは1フレットブリッジよりに下がるごとにで半音ずつ音があがっていきます。
ギターの6弦の開放(何も押さえないで鳴らした時の音)はE、そして6弦1フレットはFです。
このバレーコードの形のまま1フレットずつ下がっていけば12個のコードが覚えられるという訳です。
ここで一つ覚えるとしたら。
全全半全全全半の音階の法則です。
ギターのフレットは半音ずつ並んでいてAの次はA#とシャープが一つ付いてから次のBへ移りますがEの音の次はF、Bの音の次はCとこの部分だけ#半音でシャープが付きませんのでここで少し混乱するかもしれませんので法則としてこれだけ覚えておいてください。
もちろんこの11フレットの後12フレットに行くと何のコードかというとまた最初に戻ってEのコードということになります。
Aタイプのコード(5弦ルートパターン)
オープンコードのAのコードを押さえてみましょう。
これも先程のEタイプと同じようにナットの部分がバレー(セーハ)してくれてると考えるとBの押さえ方と同じ何ですね。
←Bの押さえ方
このBの押さえ方が出来れば、またしても12個覚えられます。
5弦のルート音
5弦のルート音は以下の通りとなります。
0フレット(開放)A
1フレットA#
2フレットB
3フレットC
4フレットC#
5フレットD
6フレットD#
7フレットE
8フレットF
9フレットF#
10フレットG
11フレットG#
このAタイプの場合は6弦は弾きません。
5弦の音は0フレットはA、1フレットはA#、2フレット目がBとなるわけです。
もちろん先ほどと同じように12フレット目はAに戻ってきます。
こんな感じでコードを覚えておけば後々どの位置にどの音があるのか把握できた状態で成長していくことが出来るので
アドリブなどをゆくゆく弾くようになった場合に役に立ちます。
Dタイプの押さえ方(4弦ルートパターン)
最後は以外と難しいと言われているDの押さえ方です。
Dタイプのコード(4弦ルート)4弦の開放音はDです
ここを基準に
0フレット(開放)D
1フレットD#
2フレットE
3フレットF
4フレットF#
5フレットG
6フレットG#
7フレットA
8フレットA#
9フレットB
10フレットC
11フレットC#
この押さえ方は5,6弦は弾きません。
このように同じ手順で12個覚えられるわけです。
まとめ
実はギターのコードってほとんど同じ押さえ方で押さえることができるということがわかってもらえたかと思います。
1つの手の形を覚えるだけで12種類覚えることが出来ます。3つ覚える事でその12種類を違う押さえ方で覚えられます。
オープンコードとバレーコードでは、同じ構成音ではありますが鳴らしたときのコードの響き方が違いますので、その曲にあったコード、その前のコードから移動しやすいコードだとか使い分けて今回覚えたコードを存分に使っていきましょう。
今日のコードを覚え方をマスターすると簡単コードの曲なんかはすぐに弾けるようになりますので、頑張っていきましょう!
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