DTMをやるのにパソコンはWindowsがいいのかMacがいいのかという悩みもありますが
Windowsの場合CPUはIntelがいいのかAMDがいいのかっていう選択もありますよね?
Intelの方が無難だけど、AMDの方が安かったりするので迷うところですよね。
パソコンも買うとなるとやっぱり高くて、それなりのPCになると10万とかは軽く超えてきちゃいます。
今回はintel、AMDの考察も軽く入れながら、激安構成でパソコンを組んでみましたのでレポートいたします。
普通に買うのは高いという人自作の道はそんなに難しくないので、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか?
DTMをやるにはMacがいいかWindowsがいいのかに関してはこちらの記事でも紹介していますので、一緒に見てくただ蹴ると嬉しいです。
PCを自作するときにどんなパーツが必要か
PCを自作するときにどんなパーツが必要か、初めてだとわからなくてそれだけでハードル高いですよね。
とりあえずPC自作に必要なパーツや材料?は以下になります。
・CPU(&PCUファン)
・SSD(またはHDD)
・マザーボード
・メモリ
・PCケース
・電源(PCケースについている事もあります)
・OS
・グラフィックボード(オンボードの場合不要)
・CPUグリス(ファンを別途購入するとついている場合あり)
・SATAケーブル(マザーボードに2本くらいついている)
これくらいあれば大丈夫です。
とは言えいっぱいありますね・・・
ストレージOSは今使っているPCから流用する
PCを新調するときに、今まで使っていたデータだとかOSの再インストールとかWindowsのライセンスの問題だとか
分かりづらいし、すごくめんどくさいですよね。
今まで入れていたソフトを再インストールするのとか面倒だし、Windowsを書い直すとするとそれだけで2万近くかかってしまいます。
なので今回は、今まで使っていたPCからSSDを取り出してを新しいPCに移植いたしました。
これをすることでSSDとOS台は無料です。
5万円以下で!といっているのでこれはずるいですかね?
SSDは1Tでも6000円ほどで手に入りますのでギリギリSSDを購入しても5万円以下で収まるかと思います。
ちなみに私が使っているSSDこちらです。
WindowsOSのライセンスの問題を解決する方法
WindowsOSは新調するとなるとちょっと高いですね・・・
※Windows11 Homeでだいたい17000円ほどで購入できます。
今回は今使っているPCからSSDを取り出して使いますのでOSもそのまま旧PCから引き継いで使いますので無料です。
OSを継続して使うには、マイクロソフトのアカウントと紐づけておく必要があります。
アカウントの紐づけとは?その方法
アカウントの紐づけに必要な作業はマイクロソフトのアカウントを作成してログインしておくこれだけです。
マイクロソフトアカウントにログインできているかどうかは以下を確認してください。
Windows11
設定→アカウント→ユーザーの情報と押していただき、Microsoftアカウントのところに「ローカルアカウントでのサインインに切り替える」となっていればマイクロソフトアカウントでログインできています。
Windows10
設定→アカウントと押していくとユーザーの情報が表示されます。その画面にMicrosoftアカウントのメールアドレスが表示されていれば大丈夫です。
Windows7、Windows8からWindows10、Windows11にバージョンアップしている人は注意
Windows7やWindows8からWindows10、WIndows11にバージョンアップしている人はMicrosoftアカウントの紐づけをしても2023年9月いっぱいでライセンスの更新ができなくなっているようですので注意してください。
この場合はWindowsのライセンスを新たに買い直す必要がありますのでご注意ください。
CPUは何にする?intel?AMD?
今回は激安構成という事で比較的価格の安いAMDのRyzenを選んでいます。
第3世代以前のRyzenではオーディオの取扱いに少し動作の弱点があったそうですが
第3世代以降はそのあたりは改善されているみたいですのでRyzenを使うなら第3世代以降が良いかと思います。
以前はどんな不具合があったかと調べてみたらMIDI鍵盤をつなげた時に遅延などが発生して扱いずらかったようです。第3世代以降のRyzenではIntel Coreシリーズをも上回る性能になっているとの事ですよ。
そして今回選んだCPUはRyzen 5600Gです。16700円
※CPUにはグラフィックボードを使わずに画面出力するための機能を持ったCPUが存在しています。
Ryzenの場合は最後にGが点いたものがグラフィックの機能を持っています。Intelに比べると少ないみたいです。
Intelの場合はKとかついてます。
GPU(グラフィックボード)
今回、CPUにグラフィックのモードがついているものを選択してますのでグラフィックボードは買いませんでした。
私はDTMをやるうえでCPUのグラフィック機能で十分だと思っていますが、最近は音源やプラグインの見た目も凝ったものが多くオーディオ処理以外でCPUのパワーを節約するためにグラフィックボードを付ける人も多くなってきています。
また、RyzenはIntelと違ってグラフィック機能がCPUに含まれないことの方が多く
GとついていないふRyzenを使う場合は安価なもので大丈夫ですのでグラフィックボードを購入しましょう。
CPUファン
CPUを購入するとCPUファンがついています。
私は標準のCPUファンで今回は考えてますのでファンは買いませんでしたが
静穏性とか、冷却度を上げたい人は社外性のファンを購入しましょう。
CPUはintelとAMDどちらがいいか
これは色々と調べてみましたが、どちらでも良いという意見が多かったです。前述した通り以前はRyzenに少し不具合があったそうですが、今では解消しており遅延の問題もintelより良くなっているとのことです。
ただどちらでもいいならコストパフォーマンスを考えてAMDがいいかと思います。
マザーボードもintelよりも複数世代対応できますので新しいCPUに載せ替えたい場合に対応可能ということになります。
※事項で紹介しますが今回はAM4と一個前のソケットのものを購入しましたので新しいCPUには非対応です。
マザーボード
マザーボードは自分が買ったCPUがのるソケットの物を購入しましょう。
例えば今回買ったCPUはRyzen5600Gです。
このCPUはsocketAM4というのが使われてますのでAM4のマザーボードを使います。
違うものを買ってしまうとCPUがのらないので気を付けましょう。
Intelの場合はLGA1700とかそういった感じCPUソケットになっています。
マザーボードはピンからキリまでありますが、私はここはケチって最安のマザーボードにしています。
高価なマザーボードにしたからといってCPUの性能も変わらないと思います。
拡張スロットの数、USBの数など、自分の要件を満たしている最低限のマザーボードで大丈夫です。
また、マザーボードは口コミなどを見てなるべく安定しているものを選びましょう。
Asusのマザーボードは安定していておすすめです。以前はgigabyteの物を使っていましたがこちらも安定していました。
今回購入したのはこれです。
7480円→ポイント使って5406円
マザーボードの大きさに注意
マザーボードを購入するときにもう一つ注意しておきたいのが大きさです。
PCケースの大きさがコンパクトのものを選んだ場合大きなマザーボードは入らない可能性がありますので
そこは注意しましょう。ケースがATXとなっている場合はATXのものをケースがmicroATXとなっていたらmicroATXのものを買っておけば問題ないかと思います。
メモリ
メモリはDTMにおいて、大量のプラグインだったり、ミックスの時のトラック数の多さだったりでの処理落ちを少なくするためなるべく多く積んでおいて法がいいです。
メモリを多く積んでおくとPCの速度も快適になりますよ。
私は何百トラックも使う事はありませんが今回こちらのメモリを使っています。
メモリには世代によってピン配置が異なっていますのでマザーボードによって変わってきます。
今最新はDDR5というのが出ていますが、今回はCPUも少し前のものなのでDDR4のCPUを購入しています。
16G×2で32G 6450円
ケース&電源
ケースは自分の好みのものを選びましょう、前面にUSBがついているとか、オーディオ端子があるとか
スケルトンとか、外観なんかも重要ですよね。
あと前述した通り大きさは注意しましょう。マザーボードの大きさとあったものを購入していください。
電源に関しては、ケースについている場合ありますし、ケースについていなければ別途購入しましょう。
今回購入したケースは、最安のこれ5,225円
さらに電源がついていなかったのでこちらを購入しました。6980円
余裕を見て600Wにしていますが、500Wもあれば十分だと思います。
電源もあまり大きなものだとmicroATXで入れるのが大変だったりしますので注意しましょう。
※もし以前使っていたPCから流用ができるようなら電源も使いまわしができますが
電源にも寿命があるようなのでこの際新調しましょう。
そのほか
CPUグリス
そのほか必要なものとしてCPUグリスがあります。
こちらはCPUの発熱を押さえるために必ず購入しておきましょう。270円
これを塗ると塗らないとでは20度以上の違いがあります。
SATAケーブル
SATAケーブル、マザーボードとSSDなどの記憶媒体をつなぐために必要ですがだいたいマザーボードに2本くらいついています。
あとは、以前使っていたPCから流用してもいいかもしれません。
今回購入したものトータル
CPU16700円
マザーボード5406円
電源6980円
PCケース5225円
メモリ6450円
CPUグリス270円
41031円
4万ちょっと、これにストレージを加えても5万以内には収まりそうです。
OS入れるとオーバーしてしまいますね・・・。
※PCパーツは価格の変動が大きくて、私が買った当時よりも安くなっていたり、高くなっていたりするかもしれませんので、ご了承ください。
組み込み
組み込みに関しては、写真を取り忘れていて、今回は詳しくはレポート出来ないんですがPCケースとマザーボードの説明書をよく読んで操作していきましょう。
全然難しくないんですが意外と時間かかります。
一応順序だけ・・・
1.電源をケースに取り付ける
2.マザーボードにCPUを取り付けてグリスを塗り、その後でCPUファンを取り付ける
グリスはCPUの中央にバッテンを書くような感じで塗ります。
あんまり塗りすぎるとCPUファンを付けたときにはみ出てしまいますので注意しましょう。
3.マザーボードにメモリを取り付ける。
4.マザーボードをケースに取り付ける
5.ケーブル類をつなぐ
何をどこにつなぐとかマザーボードの説明書に書いてありますのでその通りに繋ぎます。
電源の差すところ、SSDなどを差すところ、CPUファンの電源、PCケースのオーディオ入出力
SSDや読み込み時のLEDなどが主です。
順番にはめていくだけですので、簡単ですので頑張ってやってみてくださいね。
組み込みが完了したらしっかり起動するかどうか確認しましょう。
お疲れ様でした。
まとめ
Ryzen5 5600Gでメモリ36Gという性能でかなり爆速になりました。
ちょっとまだDAWで凝った作業などはやっていないのですが、私の使っているSTUDIO ONE6はかなり軽快に動いています。軽く録音してみましたが気になるノイズもなかったのでこの構成で、しっかり曲作りしてみようと思っています。
新しいパソコンが高い!という人自作という道も考えに入れて見てはいかがでしょうか?
意外と簡単で、必要最低限の所だけを盛るのでリーズナブルに組むことができます。
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