楽器や機材を探していて、ネットで検索していると中古販売だったり色んなサイトが出てきますよね。そんな風に楽器やエフェクターなんかを見てるときって楽しいですよね。私も楽しくてついつい買っちゃいます・・・でも、その中に詐欺サイトが含まれているかもしれません!と言うのが今回の話です。
目次
詐欺サイトに関する記事を書こうと思った経緯
今回この詐欺サイトに関する記事を書こうと思った経緯です。私は常にギターや機材に関する調査や検索は行っているおりまして、その日はレスポール・ジュニアとスペシャルが気になっていて、というかちょっと欲しくて調べていました。
そしたら妙に安いサイトがあるじゃないですか!これは掘り出し物?ラッキーか?と思って色々と見ていました。サイトの中身はほんとに巧妙にできていて、安すぎるし知らないサイトだったので疑いの目も向けながら見つつ、サイトを確認したら代引きがあったので、商品が来てから払うなら大丈夫かと購入しようとカートまで行って個人情報を入力して送信までしたところで気づきました。まあ個人情報は敵の手に渡っちゃったんですが、ぎりぎり踏みとどまることができました。
今回詐欺サイトの見分け方や注意点を書いていきますので、皆さんぜひ一読してみて下さい。
詐欺サイトも検索で普通に上位に出てくるので注意!
私が今回欲しかったもので普通に「レスポール・ジュニア スペシャル 中古」などと入れてグーグル検索をしてみたところ普通に楽器店のサイトとか中古サイトが沢山出てきました。
添付の画像は検索結果の2ページ目なんですが、この赤枠のところ全部詐欺サイトです。むしろ正規のお店以外のサイトがかなり多くてびっくりしました。すでにアクセスできなくなっているサイトもありますし、よく見るとメルカリのアイコンとかになってたりして、間違って押しちゃいますよね。サイトの作りはかなり功名でこれは騙されちゃう人もいるだろうなと思ってこの記事を書いてます。
しかし、なぜ島村楽器のサイトは詐欺サイトより下に出てくるのか・・・中古じゃなくて新品だからですかね?頑張れ、島村楽器!
詐欺サイトはギターやエフェクターがとにかく安い!
サイトはとにかく安い!全品ほぼ半額みたいな価格で売っています。これ見て下さい、レスポール・ジュニア5万円で売ってます(笑)
エフェクターも安い!VEMRAMのJanRayが2万円です!騙されて買いそうになっちゃいました・・・。
こっちはまた別のサイトです、このサイトも全品安売りになってます。白か~、TVイエローが欲しいんだよな~って言ってる場合か!
とにかくこんなに安すぎるサイトは気をつけましょう。間違いなく詐欺サイトです。
詐欺サイトの見分け方
詐欺サイトの見分け方をちょっと書いていきたいと思います。
日本語が変
そもそも日本語が変な場合があります、最近の詐欺サイトは功名でうまく作ってあるサイトも多いのですがよく見ると日本語がおかしい場合があります。サイトを見ていてなんか日本語がおかしいなと思ったら注意が必要です。
ただ最近は日本語もかなりうまくなっています。句読点が全然ないとかそのあたりからも見抜けますので怪しいサイトは注意して見てみましょう。
全品半額や値引きになっているサイト
このパターンのサイトが結構多くありました。おそらく商品として出ているのはメルカリとかヤフオクなんかで誰かが出品した写真や本文を流用していて、値引き前の金額もそこで出ていた金額なのではないかと思われます。
自分がメルカリに出品した商品が他のサイトで掲載されている!なんてケースも見受けられました。
URL、ドメインをチェックしよう
URLとはそのホームページのアドレスといったほうがわかりやすいですかね?このサイトで言う「https://guiterhakao.site/」ここのところです。ドメインというのはこのサイトでは「.site」この部分です。ここが「.com」とか「.co.jp」とか一般的なところは安心ですが、サブドメインを使ったり、あまり見ないドメインになっていたら注意しましょう。
詐欺サイトの中には「.shop」とかこのサイトのように「.site」とかを使っている場合もあるので注意しましょう。
※サブドメインとはURLの中に○○○.△△△.comとかドメインの前に文字を入れているパターンがそうです。
会社概要を調べる
大体サイトの何処かに会社概要や運営会社の情報が載ってますのでそこを確認しましょう。運営会社の会社名などで調べてみるとぜんぜん違う会社が出てきます。
こちらのサイトの運営会社はダイヤモンドなどを扱う会社が運営会社として出てきました。
こちらのサイトはグラフィックデザインの会社でした。
会社概要の情報は詐欺サイトによっては定期的によって変わる場合もあるようです。
代引があるか確認する
まず怪しいと思ったら購入しないのが一番ですが、どうしても欲しかったものや安く購入したかった場合は諦められないことがあるかと思います。その時は代引があるか確認ましょう、商品が来なければお金を払う必要がないので損することもありません。※でも個人情報はもってかれちゃいますので注意です。
代引きと書いていても購入する段階になると代引が無くなる場合もあります、そういった場合は詐欺サイトと判断してよいかと思います。
支払い方法が銀行振込しかないなんてのも注意が必要です。
怪しい、とか不安に思ったらカード番号を入力するのは絶対にやめましょう。
カードはのちの不正利用されることもあります。表示されている金額以上に損をしてしまう可能性がありますので、カード番号の入力には最新の注意をはらいましょう。
詐欺サイトに騙されてしまったらどうしたらいい?
実際に詐欺サイトで買い物をしてしまった、個人情報を入力してしまったといった場合はどういった対応をするのがいいのか紹介します。
入力してしまった個人情報は書き換えておく
サイト上で自分の名前や住所などの個人情報を入力してしまっていた場合には、別の住所に変更しておきましょう。メールアドレスやパスワードなどもメチャクチャなものに変更しましょう。
※もしほかのサイトでも使っているパスワードと同じものを入力してしまっていた場合は、ほかのサイトで使っているパスワードは全部変更しておきましょう。また、住所や名前から推測できるようなパスワードを使っていた場合にも変更しておきましょう。
カード情報を入力してしまったら利用停止の処理をする
支払いの情報入力でカード番号を入力してしまっていたら、カードの利用停止の処理をしましょう。買い物した被害額よりも沢山の被害が出る場合がありますので必ず行いましょう。
銀行振り込みしてしまったら
詐欺サイトで買い物をすると登録されたアドレス宛にメールが来ます。そこに振込先などの情報が載っている、きっと個人名の口座で来るのではないかと思います。運営会社ではなく個人というこの時点で怪しいんですが、この振込先に支払をしてしまった場合にはお金はおそらく全部は戻ってこないと思っておいたほうがいいでしょう。
ただ振り込め詐欺救済法というのがあるようです。相談したら一部戻ってきたなんて話もありましたので一度相談することをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか?ちょっと怖い話でしたが、楽器やエフェクターなどを購入する際にこういった詐欺サイトがたくさんあるという事を頭に入れておいて、ちょっとでも怪しいなと思ったら調べてみることをおすすめします。
良い楽器を安く手に入れたいとは誰しも思うと思いますが、皆さんにはこのような詐欺サイトで無駄にお金を失うような事になってほしくはないので、今回の記事を書きました。
皆さんネットでの買い物も気をつけて、いい楽器屋さんでいい買い物をしましょうね。
コメント