DTM

DTMをするのに必要なパソコンのスペック

macbook開いた所 DTM

DTMを始めたいけど、うちにあるパソコンでできるのかな?とか、せっかくDTM始めるんだし新しいパソコンを調達しようなんて考えている人いますか?
どれくらいのスペックのパソコンが必要なのか、疑問に思いますよね、そもそもスペックとはなにかという人もいるかと思いますので、少し書いていきたいと思います。

必要なPCのスペックはDAWソフトで何をやりたいかによって変わってきます。

ここでは基本的な作曲(12~20トラックくらい)とちょっとしたプラグインを使ったミックスダウン位の基準で考えてきましょう。

パソコンのスペックとは?

DTMをやる上でパソコンのスペックとはどこを見たらいいか?ですが、主にCPU、メモリ、HDDやSSDなどの記憶媒体、この3点が基準になってきます。

パソコンのスペックの調べ方

自分のパソコンがどれくらいのスペックなのかわからないという人も中に入ると思います。

Windows PCのスペックの調べ方(Windows10)

左下のウインドウズマークを右クリックしてシステムを選択すると下記のような画面が出てきます。このプロセッサというのがCPUです。実装RAMがメモリです。※下記の画面は少しIDなどを消しています。

また、HDD,SSD容量ですが先程の画面の左側にある記憶域というところを押してください。下記のような画面が出てきます。ここのローカルディスク(C:)と書いてあるところがディスクの容量になります。空き容量がどれくらいあるのか確認しておきましょう。

Macのスペックの調べ方

Macの場合は左上のリンゴマークをクリックして「このMACについて」を選択してください。

すると下記のような画面が出てきます。

プロセッサがCPU、メモリがメモリです。この画面の詳細情報を押して下の方に行ってもらうとストレージという項目がありますこれがHDD、SSD容量になります。

さて自分のPCのスペックがわかった所でこの3箇所がそれぞれどのような役割をしているのかを中心に各DAWがどのようなスペックを推奨しているのか見ていきましょう。

CPU

まずCPUですがパソコンの中心的な存在、計算や処理のスピードなどはこのCPUの性能による部分があります。DTMにおいてはプラグインの処理や音源ファイルの取り込み時の時間であったりはこのCPUの処理能力によって変わってきます。またCPUが追いつかなくなると再生時の遅れやプチプチとノイズが乗ったりする原因にもなりえます。

メモリ

そしてCPUと一緒で重要なのがメモリです。こちらは大きければ大きいほど安心です。メモリが多いほうが大きなライブラリなどを使う音源を使用した場合に動作が安定しますし、たくさんのトラックを使った曲を作成したときにもサクサクと動きますので8Gより16G、16Gより32Gと大きいに越したことはありません。ただDAWを起動して、録音した音源にエフェクトを掛けてミキシングするためのソフトやマキシマイザーなどを起動してもそれほどメモリを使いませんので8GでもOK16Gなら安心と言ったくらいで考えてもらえればと思います。

HDDやSSDのストレージ

記憶領域と言ったらHDD、SSDですがメインのストレージにはDAWのソフト以外にもOSやらなにやらが入っています。メインのストレージの容量が少なくなるとパソコンのパフォーマンスに影響しますのである程度余裕が必要でしょう。DAWソフトを入れるには1G~100G位あれば入れられますがその他のサウンドライブラリなどを利用すると考えるともう少しいほしいところです。サウンドライブラリなどは外付けのストレージを購入してつけることもできますので、外付けで対応できるところは少なくなったら外付けを追加して使っていくこともできます。メインのストレージは500G位あれば十分かと思います。

またHDDよりSSDのほうが圧倒的にスピードが早いです。最近ではSSDの価格も安くなってきているので余裕がある方はHDDよりSSDを使いましょう。

それぞれのDAWソフトの必要スペック

それでは代表的なDAWソフトの必要スペックを見ていきまししょう。

LogicX Proの必要スペック

・OS→MacOS11.5以降が必要になります。
・CPU→CPUは公式には記載はないのですがcore i5 1.6Ghzくらいは必要だと言われています。
・メモリ→8G~
・HDD or SSD→最小6G、サウンドライブラリ全体で72G

CUBASE Pro12の必要スペック

・OS→Windows10、Windows11、MacOS11.5以降が必要になります。
・CPU→CPUは公式には記載はないのですがcore i5 と書かれていますが第1世代のi5でも使えるという話を聞きますのでi3でも世代によっては大丈夫だと思います。
・メモリ→8G~
・HDD or SSD→1G~70G

StudioOne6の必要スペック

・OS→Windows10、Windows11、MacOS10.14以降が必要になります。
・CPU→core i3
・メモリ→4G(推奨は8G~)
・HDD or SSD→1G~40G

 

DTMは昔からありますのでそれなりに古いパソコンでも動きます。

実際StudioOne6はかなり低いスペックでも動きますし、MacのOSがスコス古いバージョンでもインストールできますので、ちょっとパソコンに自信がないという人はStudioOne6はおすすめのソフトです。ちなみにStudioOne6を下記のようなPCにインストールしたところ普通にサクサク動きました。

■MacBookAir2013年モデル core i5 1.3Ghz メモリ4G SSD128G

これだとストレージの容量が少ないのであれですが外付けのストレージを追加すれば普通に作業ができそうでした。

StudioOne6はこちらで入手できます。無料版もあるのでお試しください。

 

まとめ

DTMに必要なパソコンのスペック

・OSはWindows10、Mac OSは11.5(StudioOneであれば10.14)

・CPUは概ねcore i5以降(StudioOneであればcore i3)

・ストレージは最低500Gで後で不足分は外付けで対応する。

最初はこんなところから始めてみてはいかがでしょうか?スペックが足りないなと思ったら新しいパソコンを検討していきましょう。

今回この記事のおすすめはStudioOne6です。こちらはスペックの低いPCでも利用できますので、おすすめです。

 

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