音作りって何？「ギターの音」はこうやって決まる

「音作り」とは、ギター・アンプ・エフェクター・弾き方など、いろんな要素を調整して自分好みの音を作ることです。
例えば同じストラトキャスターでも、アンプやエフェクターのセッティング次第で、キラキラした音にもゴリゴリした音にも変身できます。

• ギター本体の種類（ストラト、レスポール、テレキャスなど）
• ピックアップの違い（シングル・ハムバッカー）
• アンプの設定（クリーン・クランチ・ドライブなど）
• エフェクターの組み合わせ
• 弾き方・ピックの当て方や強さ

ギター・アンプ・エフェクターの役割と接続

ギター本体： 音の“元”。種類やピックアップでキャラが決まる。
エフェクター： 歪みや空間系で音を変化させる。
アンプ： 最終的な音量や味付けを担当。
接続順： ギター → エフェクター → アンプ が基本。

まほのワンポイント： 最初は「エフェクター無し」で音の変化を感じるのもおすすめ！

アンプの基本操作と音作りポイント

アンプのツマミは難しそうですが、ポイントを押さえれば大丈夫！

• GAIN / DRIVE： 歪み量（上げるとロックなサウンドに）
• TREBLE / MIDDLE / BASS： 高・中・低音のバランス
• VOLUME： 全体の音量
• PRESENCE / REVERB： 明るさや残響の調整

セッティング例（まほの例）

• クリーン：GAIN低め、BASS10時位、MIDDLE10時位、TREBLE2時位
• 軽い歪み：GAIN8時位、イコライザーはバランス良く
• ハードロック：GAIN12時位、MIDDLE多め、TREBLE10時位

※上記はあくまで“例”なので、自分でつまみを回しながら好みを見つけるのがコツ！まほの場合はアンプが低音、ミドルが比較的出るアンプなとギターがレスポールなのでTREBLEを高めに設定して、BASSとMIDDLEも控えめに設定しています。！

まほのアドバイス： 「ギターは中域の楽器なので中域の処理がポイント！」

エフェクターで音はどう変わる？定番の特徴

• 歪み（オーバードライブ・ディストーション）： ロックやメタル系のザクザクした音
• コーラス： 音に広がりや揺れを加える
• ディレイ： 山びこ効果
• リバーブ： 部屋やホールで響いているような効果

まほの体験談： 最初は「歪み」→「コーラス・リバーブ」とシンプルな順に足していくのが分かりやすいよ！

初心者がやりがちな音作り失敗談＆改善法

• 音がこもる → TREBLEを少し上げてみる
• 細すぎる音になる → BASSやMIDDLEを増やしてみる
• 歪みすぎて抜けない → GAINを下げ、VOLUMEとMIDDLEを上げる
• ノイズが多い → エフェクター・シールド・接続順を見直す

失敗から学ぶのが音作り上達のコツ！
「よくわからない時は一度“全部12時”に戻してから微調整」がまほの必殺技です。

あとエフェクターのtone何かは抜け具合の調整をするのにポイントが高いツマミですよ。

ジャンル別・音作りのセッティング例とカスタマイズのコツ

• ポップス： クリーン＋コーラス＋リバーブ少々
• ロック： ドライブ高め＋ミドル重視＋少しリバーブ
• バラード／ジャズ： トーン抑えめ＋リバーブやや多め
• 宅録／配信： BASS控えめ、MIDDLE多めで抜け重視

※アンプやギターによって最適な設定は違うので、色々な組み合わせを試してみてね。

有名アーティスト風の音作りに挑戦！

好きなアーティストや楽曲の「音作り」を真似してみるのも上達の近道！
YouTubeやTikTok、Xで「○○（アーティスト名） ギター セッティング」で検索すると、解説動画やフォーラム情報がたくさん見つかります。
※ここで紹介する設定例は“あくまで参考イメージ”です。実際の楽曲やライブではセッティングが異なる場合があります。自分なりにアレンジして楽しんでみて！

• BUMP OF CHICKEN風クリーントーン
  参考例：クリーン～クランチ＋ディレイ控えめ（200～300ms）
  （藤原基央さんはGibson Les Paul Special（TVイエロー、P-90ピックアップ）をメインに、Fender StratocasterやGibson ES-335も使用。アンプはMatchless DC-30で、クリアでウォームなトーンが特徴。ディレイを軽く加えると「天体観測」や「ダイヤモンド」の透明感あるサウンドに近づきます！）
  ※ライブ映像や「ギター・マガジン」を参考に、半音下げチューニングを試してみよう！ 手頃なP-90搭載ギター（例：Epiphone Les Paul Special）でも似た音が出せるよ！
• GLAY風ロック
  参考例：ドライブ強め＋中域強調（MIDDLE 7～8）＋ディレイ（300～400ms）
  （TAKUROさんはESPシグネチャーやGibson Les Paul Standard、Marshall PlexiやMesa/Boogie Dual Rectifierを使用。ディストーション（例：Boss DS-1）とディレイを加え、中域を強調すると「HOWEVER」や「誘惑」のパワフルなロックサウンドに！）
  ※YouTubeのライブ映像でTAKUROさんのソロフレーズをチェック！ 手頃なBoss Katanaアンプでも似た歪みが作れるよ！
• ガールズバンド（SCANDAL/SILENT SIREN）風
  参考例：クリーン～クランチ＋ディレイ控えめ（200～300ms）＋歪みペダルで切り替え
  （SCANDALのMAMIさんはFender JazzmasterやTelecaster、Fender Hot Rod Devilleを使用。SILENT SIRENのひなんちゅさんはFender TelecasterやGibson SG、Vox AC30でポップなサウンドを構築。クリーン基調にディレイを加え、ソロで歪みペダル（例：Pro Co RAT）をONすると「少女S」や「チェリボム」の雰囲気が出せる！）
  ※最新ライブ映像やTikTokで彼女たちのプレイを参考に！ SquierのJazzmasterでも近い音が出せるよ！
• 若井滉斗（Mrs. GREEN APPLE/Ado「新時代」）風ロック
  参考例：ドライブ強め＋中域～高域強調＋ディレイ（300～400ms）
  （若井滉斗さんはGibson Les Paul StandardやFender Stratocaster（DiMarzioピックアップ換装）、Kemper ProfilerやAmpegを使用。Adoの「新時代」レコーディングやMrs. GREEN APPLEの「ダンスホール」では、力強いロックサウンドにディレイを加えたトーンが特徴。TikTokで話題のライブ映像をチェック！）
  ※YouTubeでMrs. GREEN APPLEのライブ映像を参考に！ Squier TelecasterやBoss Katanaで似た音を試してみよう！
• Jimi Hendrix風サイケデリックロック
  参考例：クランチ＋ファズ＋ワウ＋Uni-Vibe
  （Jimi HendrixはFender StratocasterとMarshallアンプ、Fuzz FaceやUni-Vibeを使用。「Purple Haze」のようなエネルギッシュなサウンドは、ファズペダルとワウで再現！ YouTubeで彼のライブ映像を見てみよう！）
  ※手頃なファズペダル（例：Electro-Harmonix Big Muff）でも似た雰囲気が出せるよ！

まほのアドバイス：
「アーティスト本人と全く同じ機材やセッティングじゃなくても、
“好きな音色の方向性”を真似するだけで上達への近道！
まほもYouTubeやTikTokでプロのセッティングを参考にしています♪ 自分の好きなアーティストの音を試して、Xで#ハレオトを付けてシェアしてみてね！」

よくある質問Q&A

Q. とりあえずカッコいい音にしたい！どこをいじればいい？

A. まずはアンプの「GAIN」と「TREBLE/BASS」を少しずつ変えてみよう！ 例えば、藤原基央（BUMP OF CHICKEN）風のクリーントーンならGAINを3～4、TREBLEを6に。Mrs. GREEN APPLEの若井滉斗さん風ならMIDDLEを7にしてパンチを出す！ 小さな変化で音の印象がガラッと変わるよ！

Q. スタジオやライブでうまく音が作れない時は？

A. 焦らず「クリーン設定」（GAINを0～2）にリセットしてから、TREBLEやMIDDLEを少しずつ上げて調整。YouTubeでGLAYのTAKUROさんやSCANDALのMAMIさんのライブ映像を見て、プロの音作りを参考にしよう！

Q. アンプやエフェクターが無いときは？

A. スマホアプリやPCソフトで本格的な音作りが可能！ 無料の「GarageBand」や「Tonebridge」でJimi Hendrixのファズサウンドを試したり、「Amplitube」で藤原基央さんのクリーントーンを再現してみて！ YouTubeで「無料アプリ ギター音作り」を検索！

Q. 好きなアーティストの音を真似するにはどうやって調べる？

A. YouTubeやTikTokで「[アーティスト名] ギター セッティング」と検索！ 例えば、藤原基央の「天体観測」はMatchlessアンプのクリーントーンを参考に、GAINを3～4、ディレイを200ms程度に。Mrs. GREEN APPLEの若井滉斗さんの「新時代」はディレイと中域を強調。Xで「#ギター音作り」や「#ハレオト」で他のファンの設定もチェック！

Q. 初心者でも手頃な機材でプロの音に近づける？

A. 高価な機材がなくても大丈夫！ SquierのTelecaster（3～4万円）やBoss Katanaアンプ（2～3万円）で、GLAYのTAKUROさんのロックサウンドやSCANDALのMAMIさんのポップなトーンが再現可能。無料アプリ「Tonebridge」でJimi Hendrixの「Purple Haze」のファズサウンドも試せるよ！ YouTubeで「Squier 音作り」を検索！

Q. 歪みやエフェクトの使い方が分からない！ どこから始める？

A. まずアンプのGAINを5～6にして軽い歪みから試そう。GLAYの「HOWEVER」風なら、Boss DS-1（1万円程度）で中域を強調（MIDDLE 7）。ディレイは「新時代」の若井滉斗さん風に300ms設定が目安。エフェクターは1つずつ追加して、音の変化を確かめよう！ TikTokで「ギター エフェクター 初心者」を検索！

Q. バンドで他の楽器と音が混ざるとギターが埋もれる！

A. ギターが目立つには、中域（MIDDLE）を5～7に上げて存在感を出す！ SCANDALのMAMIさんやSILENT SIRENのひなんちゅさんのように、クリーン～クランチでリズムを刻み、ソロでPro Co RATなどの歪みペダルをONにするとバンドサウンドで映えるよ。YouTubeでライブ映像をチェック！

まとめ

音作りは「正解がない」からこそ楽しい！
いろいろ失敗したり、時には迷ったりしながらも“自分だけの音”を見つけていこう。
まほも最初は迷ったけど、試行錯誤が一番の近道でした。
ギターライフをもっと楽しくするために、一緒に音作りを楽しもう！