TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック )のPolytune3を購入しましたのでレビューしていきたいと思います。
※いま供給が不安定なためか品薄状態になっていて、手に入るのに3ヶ月かかりました。
この、polytune3はチューニングの精度もさることながらバッファー回路がすごく評判がいいです。
別に今使ってるチューナーがあるし特に変える必要ないかななんて思っている人もこのチューナーはなかなか凄いですので一度お試しいただけたらと思います。
こちらはペダルタイプのチューナーで6本の弦を同時に鳴らしてチューニングをすることができるポリフェニックチューニングに対応しています、これは便利ですよ!
そしてベースとギターと両方使えますのでベーシストもギタリストも使えちゃいます。
では早速レビューしていきましょう。
目次
Polytune3でチューニング
購入してから3ヶ月。忘れた頃に来ました!こんな感じの箱に入って到着しました。
箱の中身はこれだけ・・・説明書も英語です。
Polytune3のコントロール部
まず本体の上部です。
写真上の左から説明していきます。
チューニングモードボタン
これはチューニングモードを切り替えるスイッチです。標準のEからドロップチューニングやカポを使用している場合のチューニングまで対応しています。ボタンを押すごとにモードが変わります。
電源入力端子
これは一般的な電源入力端子です、9Vで稼働します。ちなみに裏ぶたを開ける必要がありますが電池でも動作します。
DCアウト端子
パワーサプライを利用している場合はPolytune3のDC端子から他のペダルに電源を供給することができます。
USBポート
Pllytune3にアップデートなどがあった場合にこちらのUSBポートでアップデートができるようです。
ディスプレイモードボタン
こちらのボタンでギターモードとベースモードが切り替えられます。また、チューナーの表示パターンも切り替えることができます。
Polytune3の裏面とDIPスイッチ
Polytune3の裏面です。トルクスレンチの10番でカバーが開けられますが、トルクスレンチは付属していないので購入する必要があります。が、そのために購入するのも・・・ということで色々と試してみました。
まずはピックですがこれはやわらかすぎてダメでした、ステンレスのピックなら行けるかもしれません。
続いてマイナスドライバーですがこちらも普通にあるちょっと大きめのでもうまく回せず空きませんでした。
最後は、この鍵。これはエフェクターボードのケースの鍵なんですがこれで開きました(笑)この横の部分をはめて簡単に開けることができました。なのでこのたぐいの何かで代用はできそうです。
開いた写真がこちらです。トゥルーバイパスとバッファー度を切り替えるDIPスイッチと電池稼働のための端子があります。
DIPスイッチでトゥルーバイパスとバッファードバイパスを切り替える
DIPスイッチの拡大版です。こちらはデフォルト状態、DIPスイッチが両方左にある場合です。
この状態だとトゥルーバイパスモードとなります。チューニングをするときはメインのフットスイッチを押してチューニングをします。チューニング中は音はなりません。
DIPスイッチが下の画像のように両方が右にある場合。こちらはバッファードバイパス&ディスプレースリープ解除ということでこちらの設定ですとスイッチを踏むことで音のオンオフができます。そして音がオフのときでもチューニングができます。
Polytune3のバッファーはBonaFide Buffer(ボナファイド・バッファー)
実はこれはなにげに大きいところで、だからこそPolytune3を使っているという人がいるくらい大きな部分ですが。Polytune3は完全アナログバッファーペダルのBonaFide Buffer(ボナファイド・バッファー)が内蔵されています。
これだけで高評価であるペダルなんですが、なんとPolytune3には内蔵されてちゃってます。
弾いてみた感想ですが、歪みだと音質の変化は感じませんでした。クリーンだと若干ハイが出てる感じがしますがノイズも少なく、使いやすいです。私自身はバッファー派では無かったんですが、たくさんエフェクターを繋ぐ場合はとかはこのバッファーなら癖も少ないので違和感なく、しかもノイズが少なくなるし、いいと思いました。
バッファー回路のデメリットと思われてた部分を考え直す事ができるほどの性能だと個人的には思います。
Polytune3でチューニングをする
ではメインのチューニングをしていきましょう。
Polytune3ではクロマチックチューニングとポリフォニックチューニングを行うことができます。この切替は自動で行われます。複数の弦を引くとポリフォニック、一本の弦を引くとクロマチックです。
ポリフォニックチューニング
まずはポリフォニックチューニングに挑戦してみましょう。6本の弦を同時に開放弦で弾いてみます。下の画像のように緑の線より下に赤いランプが付く場合はチューニングが低いことを表しています。上に付く場合はチューニングが高いとなります。
なんとなくチューニングが揃ってきましたが5弦がまだ低いですね。
クロマチックチューニング(ニードルモード、ストロボモード)
ポリフォニックチューニングでずれてるのがわかったら一本ずつチューニングしたほうが見やすいです。
ニードルモード
説明書を読んだ感じだとわからないんですがこのモードがおそらく+/-0.5のチューニングモードです。
ストロボモード
こちらがおそらく+/-0.02のチューニングモードかと。半音の1/1000の単位だそうです。
画像だとわからないんですが真ん中の緑のランプが動いていてピッチに近いほど動きが低速になりピッチが合うと止まるようです。やってみたんですがなかなか止まりません(笑)
どこまで精度を求めるかですが真ん中の縦に長いランプが緑になっていればそこそこあっていますので、レコーディングとか細かく合わせないといけないときに使っていけばよいのかなと思います。
Polytune3まとめ
Poltune3は使ってみての感想です。
・視認性が高くLEDの輝度も比較的高く見やすい。
・ポリフォニックチューニングである程度確認して、細かくは通常のチューニングでやる。
・バッファーはかなり優秀、ノイズレス
・チューニングの精度は高い
このPolytune3はペダル式チューナーとしては最高峰と言っていいのではないかと思います。
ステージでも使っていますが、暗い足元でもかなり視認性も良いです。もしチューナーを買い替えようと思ったらこのPolytune3はかなりおすすめです。またいいバッファー無いかななんて探している方にもおすすめですよ!
Polytune3ミニもあるよ
エフェクターボードのスペースを気にする人はミニもあります。こちらも同じ機能で同じ使い心地ですので小さい方がいい方はこちらを使ってみてください。
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