音叉を使ったチューニング方法です。
チューナーを使うチューニングは簡単ですが
慣れてきたら音叉を使ったチューニングを試して耳を鍛えていきましょう。
音叉とは
音叉とはこの器具のことを言います。
だいたい500円~で売っています。
A=440Hzと書いた音叉であれば
440Hzベースで合わせられますので、最初は基本となるA=440Hzの音叉を買いましょう。
mata,
写真は丸形ですが、角型の音叉のほうが音が長くなってくれるのでちょっと値が張りますがこちらを買ったほうが
使いやすいです。
音叉を使ったチューニング手順
1.音叉を鳴らす
2.ボディにあてたり、音叉を口で咥えて音叉の音を聞く
3.5弦の開放(Aの音)を鳴らし音叉と5弦の音が共鳴したら5弦のチューニングは完了。
実は音叉を使うのはここまでです。
ここからハーモニクスを使ったチューニングです。
5.5弦5フレットをハーモニクスを鳴らす、4弦7フレットを鳴らす、共鳴したら4弦のチューニングは完了です。
6.5弦7フレットをハーモニクスで鳴らす、6弦5フレットをハーモニクスで鳴らす、共鳴したら6弦のチューニングは完了です。
7.4弦5フレットをハーモニクスで鳴らす、3弦7フレットをハーモニクスで鳴らす、共鳴したら3弦のチューニングは終わりです。
ここからは実音を使ったチューニング
8.弦の4フレットを鳴らす(Bの音です)、次に2弦の開放弦を鳴らす(これもBの音です。)3弦と2弦が同じ音になるように合わせます。
9.2弦5フレットを鳴らす(Eの音です)、次に1弦の開放弦を鳴らす(これもEの音です)2弦と1弦が同じ音になるように合わせます。
音叉を鳴らす
音叉を指や体などでふるわせて振動を起こさせましょう。
両方鳴らすようにたたきましょう。
音叉の振動を音にする
音叉の振動を音で感じるにはギターのボディに音叉のお尻の丸い部分をあてましょう。
または音叉音丸い部分を歯で加えると骨伝導で音叉の音が聞こえてきます。
エレキの場合は咥えたほうがよく聞こえるかと思います。
唇を付けないで歯だけ咥えてください。
この音と5弦のハーモニクスを合わせましょう。
はわわわわわー
はわーんはわーんはわーん
共鳴した間隔
この時音叉より低い音から音叉の高さにペグを回して合わせて行く方が合わせやすいと言われています。
ハーモニクスの鳴らし方
1.フレットの上あたりで弦に触れる。
2.ピックで弦をはじく
3.すぐに弦から指を離す。
ポーン!
とこんな感じで鳴らしましょう。
そのうち音叉を使わずに5弦のAの音を耳で覚える事によって何も使わずにチューニングをすることが出来ます。
耳でチューニングできるとかっこいいですね。
オクターブチューニング
12フレットのハーモニクス音と実音でオクターブチューニングをしましょう。
たまに普通にチューニングしたのに、弦を抑えるとなんか音がずれて来るなんてことないですか?
それはオクターブチューニングがずれているという事になります。
これは音を合わせるのにブリッジのサドルの調整が必要になってきます。
また改めてオクターブチューニングに関しては書いていきたいと思います。
頑張りましょう!
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