ギターの弦ギターメンテナンス

【写真付き】初心者でも簡単にできる!アコースティックギターの弦交換のコツと注意点【アコギ】

初心者でも 簡単にできるアコギの弦交換 ギターの弦

弦交換って初心者にとってけっこうハードルが高いですよね。

弦交換が不安で、そのために弦を交換しないで錆びたままの弦を張って頑張っている人もいるんじゃないでしょうか?

弦交換を交換するとギターの音色も変わりますし、ずっと古い弦を使っていて弦を交換した時は演奏のしやすさにびっくりします。

定期的に弦交換をすることで、ギターの魅力を引き出すことができます。

でもやっぱり弦交換は初心者にとっては少し難しく感じると思います。

私も弦が切れちゃって、楽器屋さんに張って貰いに行った何て事も最初の頃はありました。
※500円ほどで張ってもらえます。

そこで、今回はギターの弦交換、アコースティックギター編ということでアコースティックギターの弦交換をわかりやすく解説していきます。

写真や動画を多く使って、失敗しないために知っておきたいポイントや注意点をお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。

アコースティックギターの弦交換で準備するもの3点

新しい弦

今回はMartinのカスタムライトゲージのブロンズ弦を使っていきます。

すごくスタンダードな弦ですのでおすすめです。

アコースティックギターの弦はエレキギターに比べて少し太いですがこれくらいの太さならエレキの人も引きやすいと思うのでおすすめです。

ニッパー

こちらはPICBOYのストリングスカッター。エレキでもアコギでも両方使えます。

ピン抜き

MUSIC NOMADのピン抜きです。これがあればギターを傷めずにピンを抜くことができます。

 

古い弦を外していく

ヘッド部

弦を外すにはまずヘッド部から作業を始めていきます。

各弦のペグを回して弦を緩めていきます。

1から3弦はペグを手前に回して緩めていきます。

4から6弦はペグを奥に回して緩めていきます。

弦がデロデロになるくらいゆるくなったら手で外せる様になるので、外していきましょう。

弦が外れました。

ブリッジ部

次にブリッジ部の作業です。

ブリッジ部はピン抜きを使ってブリッジのピンを抜いていきます。

作業中にギターを傷つけないように、気になる人はクロスなどを弾いて作業しましょう。

ピン抜きで引っ掛ける

ピン抜きは下の写真のようにピンを引っ掛けて、ピン抜きを手前にくるりんと引くだけで簡単に簡単にピンが抜けます。

※ピン抜きがない人はサウンドホールの中から手を入れてピンを押し上げることで抜くこともできますよ。

こちらが抜けたピンです。

ピンは同じ弦のものを使う

ピンは念のため6弦を止めていたピンは次も6弦にという具合に、前に使っていた弦と同じ弦に使いましょう。

外したときにわからなくならないように、このように並べてどの弦を止めていたピンかわからなくならないようにしておきましょう。

 

弦を外したらギターを掃除

弦を外したときにヘッド部やブリッジ部、ネックなど弦を張っていたら掃除できない部分もきれいに拭いてあげましょう。

汚れを取ることで、ギターのコンディションも良くなるので、この機会にサッとでも拭くいてあげましょう。

 

新しい弦を張っていく

いよいよ新しい弦を張っていきます。

弦はパッケージに写真のように何弦ですよとわかりやすく書いてありますので、間違えて張らないように気をつけましょう。

弦の根本を曲げておく

弦を張っていくにあたって、弦の終端の部分輪っかになっているボールエンドという部分があります。

この部分をピンでブリッジに固定するんですが引っかかりやすくするために少し曲げておきましょう。

Martinの弦は先が赤くなってますのでそのあたりで曲げます。弦を曲げるときは輪っかを正面にして曲げましょう。

 

ピンをはめる

続いてブリッジの穴の中に弦を差し入れてピンで止めます。

このとき先程曲げた部分のところくらいまで弦を穴に入れてピンで止めて下さい。

ピンの溝が弦と平行になるようにまずはピンを軽く挿します。

ピンを軽く挿したら、弦を引っ張りって弦のボールエンドがピンに引っかかった感触があったらピンをぐっと押し込みます。

弦を切る

弦を巻くときにそのままの長さだと長いのでちょうどいい長さに切ります。

大体ペグが1個分のところくらいでニッパで切りましょう。

※弦を切らないで張る人もいますのでお好みですが、最初のうちは巻く位置がわかりやすいので切ったほうがいいと思います。

弦を巻いていく

まずはペグの穴に弦を入れて下さい。

このとき弦の頭がペグの穴から何ミリか出るような感じにします。

弦を巻いていくときに基準になります。

そして巻いていきます。

巻き方は人それぞれかもしれないですがセオリーとしては、先程ペグの穴から少し出た弦を基準にまずは上に1周

あとは下に巻いていきます。

巻くときは外すときと逆ですので4から6弦は手前にペグを回して巻いていきます。

1から3弦は奥にペグを回して巻いていきます。

完成

6本全部張って完成です。

完成ブリッジ部

完成ヘッド部

まとめ

いかがだったでしょうか?弦は弾いた後にこまめに吹いていてもどうしても錆びてきてしまいます。

錆びてくると音の張りもなくなりますし、弦が切れやすくなります。

コーディング弦など錆びにくい素材のものは長持ちしますが、通常の弦の場合は1~2ヶ月を目処に張り替えましょう。

また、弦を張り替える時は、時間がないときや緊急時以外は6本一緒に変えてあげるようにしましょう。

 

 

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