ギターを買った!知人からもらった!さあ練習するぞー!
とは思ったものの、ギターの練習は何をどんなふうにすればいいの?1日にどれくらいやればいいの?
そんな、ギターを手に入れてから何をすればいいのか練習順序や練習時間に関するお悩み解決しちゃいます!
ギターを買って今日から毎日練習するぞー!一日5時間練習する!
なんて意気込んでいる人もいるかと思います。
でも、ギターの練習って何時間やればうまくなるの?とかやりたいけどそんなに長時間できないよね
とか疑問もあると思います。
みんながみんな一日5時間も6時間も練習できないですもんね。
そんな、ギター初心者のための練習する順序、練習時間に関するお話です。
目次
1.初めてのギター購入、初日は何をする?
チューニング
ギターを買って、うちに帰ったら、まずは何をしましょうか?
とりあえずチューニングをしてみましょう。
チューニングの仕方は、記事にしてありますのでこちらをご覧ください。
何も押さえずに弾いてみる
チューニングをしたら、じゃらんじゃらんと適当に自分が思うギタリストをイメージして
弾いてみましょう、何にも押さえなくてもいいです。
ギターを眺める
そしてギターを眺めましょう・・・かっこいい!
こんなことを1時間くらいやって飽きたらやめましょう(笑)
2.ギターを買って2日から3日くらい
最初はギターを購入した喜びを堪能してもらって2日目から練習を開始しましょう。
まずはチューニング・・・チューニングは弾いたり、あとは、暑さや湿気などの環境などによってすぐに狂います。
初日にチューニングしたけど、今日もチューニング♪こまめにチューニングするようにしましょう。
そしてまずは基本を体に覚えさせる練習から
単音を弾いてみる
最初は、弦を押さえて、ピックや指で弾くという基本の練習から初めて行きましょう
まずはドの音(Cの音)を押さえてピックではじいていきましょう。
ドの音は5弦の3フレットです。
ピックの持ち方はこちらをご覧ください。
5弦って?という方は
弦の名前とか種類はこちらをご覧ください。
3フレットというのは一番上から3つ目のポジションマークがついているところです。
パワーコードを弾いてみる
次にパワーコードを押さえてみて3つ同時に弾いてみます。
パワーコードとは下図のような形で3本の弦を押さえるルートの音と5度の音でできています。
パワーコードの秘密
何とパワーコードは下図のような同じ手の形で、フレットを移動するだけでいろんなコードが押さえられます。
人差し指がルートでそのままコードネームになります。厳密に言いますと3rdの音を省略しています。
ポジションによってメジャーとマイナーが変わる3rdの音を省略しているという事は
メジャーコードでもマイナーコードでも同じ押さえ方になります。
コードの押さえ方、指が開かないよーという方はこちらの記事を参考にしてみてください。
メロディっぽいことを弾きたい
基本の2として単音弾きをやってみましょう。
最初は指が動かないと思うのでゆっくりで大丈夫です。
弦を押さえて、弾く、しっかり押さえてから弾いてください。
指を動かすためのクロマチックトレーニングはこちらの記事を見てみてください。
ポイント1
押さえる指はそんなに力を入れなくても大丈夫です。
力が入りすぎちゃうと指が痛いし、うまく動かないので軽く押さえましょう。
ポイント2
ピックで弾く場合ピックは弦の張力にギリギリ負けるくらいの力で弾きましょう。
初心者だとピックを強く持ちすぎて弦に引っかかりすぎてしまいます。
さてこの練習ですが時間は1時間で十分です。
これだけだと飽きてしまいますもんね、ただ最初のうちはこれでも楽しいと思います。
自分で楽器を鳴らす楽しさを体感してみてください。
ギターを弾くと指が痛くなる
この練習を1時間くらいやってるとおそらく、弦を押さえている左手の指が痛くなってくると思います。
最初は赤くなって、そのうち皮がめくれて来ます。
初めのうちは痛くなったらそこでやめておきましょう。
これをやっているうちに、体が痛さや皮がめくれてしまう事への防御反応として
角質を重ねて行ってくれます。
最初のうちは痛くてすぐに皮がめくれてしまうんですが、そのうち硬くなって弦に対抗できる指先ができます。
いわゆるタコが出来た状態ですね。
でも女の子は、指先にタコなんてヤダ!と思うかもしれません。
最初は皮がめくれて来るので汚い感じになるかと思いますが、そのうちきれいになりますので安心してください。
このクロマチックトレーニングは、毎日準備運動のようにやるといいかなと思います。
3日目~4日目
最初の練習を3日くらい1時間ずつくらいやってると、パワーコードや単音弾きは何となくできるようになってきてると思います。
何となくで大丈夫です。そろそろ曲を弾いてみたくなってますよね?あと1日待ってください。
3~4日目はメトロノームを使った練習を取り入れていきましょう。
ギターを弾くときに大切なのはリズムを取ることです。
メトロノームを使った練習の詳しくはこちらをご覧ください。
メトロノーム、ゆっくりのテンポで大丈夫です。実際はゆっくり過ぎると難しかったりするので
80~90位のBPMで始めるといいかもしれません。
この練習も1時間位で十分ですが、メトロノームを使って練習することは非常に今後役になってきます。
バンドなどで演奏する場合はもちろんですが、弾き語りを行う場合でもリズムがしっかり取れてないと
曲になりません、なるべくメトロノームを使って練習をするようにしましょう。
5日目~7日目
今までは3つの音だけを鳴らすパワーコードという簡易的なコードを鳴らしていましたが
今度はパワーコードで曲を演奏してみましょう。
パワーコードの秘密で書いたようにパワーコードをだけ弾けるだけで、たくさんのコードが弾けますので
パワーコードが弾けるだけで自分の弾きたい曲の雰囲気は出せちゃいます。
こちらのサイトなどでコード譜などを用意して、弾いてみましょう。
コード譜を掲載してくれている素晴らしいサイトです。
コード譜を見るとなんやかんや難しいコードが書いてありますが
今回はパワーコードでのみ演奏しますので、大きいアルファベットだけ見て弾いてみましょう。
今回はパワーコードしか押さえてないですが、より発展した通常のコードを押さえてみたい方は
コードに関してはこちらをご覧ください。
ギターの練習時間について
ギターは個人的には好きなだけ弾いていいと思いますが
初心者の最初のうちは無理すると手首を痛めてしまったり、指から血が出たりとか
あるかもしれませんので、無理はせずゆっくりやっていきましょう。
1日目~7日目まで書いてありますが、1日で全部やってしまってもいいですし。
1日目のギターを眺めるを1週間やり続けてもいいです。
むしろ毎日ギターを眺めてから練習を始めてもいいかもしれません(笑)
最初のうちは1時間~1時間半位をめどにやって行ければいいと思います。
また、ギターになかなか触れない時でも5分でも、1分でもいいのでクロマチックトレーニングやコードをじゃかじゃか鳴らしたりをしていると衰えが少なくてすみます。
ギターを弾かない日があるとその分指が動かなくなってしまいます。
特に最初のうちはあると思いますので、忙しい日でもチャラチャラと少し弾くくらいでも毎日ギターを触っていると違ってきますので、できるだけ毎日ギターを触るようにしてみてください。
ギターは毎回ケースにしまう?
ギターをちょっとした時にチャラチャラと弾けるように、そのためにもギターを毎回ケースにしまうより
合間合間にすぐに弾けるようにスタンドに立ててすぐにギターを取れるようにしておくといいですよ。
忙しいとギターケースからギターを出すってけっこうめんどくてなかなかやらなくなっちゃいます。
ギタースタンドは場所を取っちゃうので・・・という人はこちらのスタンドもご検討ください。
まとめ
そのうちいろんな曲が弾けるようになってきたりアドリブの練習なんてしてるとすぐに2時間3時間過ぎるようになってきます。
練習=嫌なものという概念ってちょっとはあると思いますが、例えば「新しいフレーズの練習をする」と「好きな自分のフレーズを鳴らす」は両方練習なのかもしれないですが、ちょっと違うのではないかと思っています。
練習はしてないけど、ギターは弾いているという感覚です。
それも人から見たら練習かもしれないですけどね・・・
そんな感覚になれればどんどん上達していくと思いますので、私と一緒に皆さんも頑張りましょう!
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